旧・四天王寺「以和貴塾」 塾訓より

自戒

<「ばか」と「貧乏」と「死ぬ」稽古とは> 


「ばか」の稽古とは、

人はいつも心の中に、人の上に立ってできるという「うぬぼれる心」があり、その心を「ばか」と言う。

「貧乏」の稽古とは、

金銭のことではありません。人は社会のお陰を知らず、自分の力で生きているという心のことです。

「死ぬ」稽古とは、

命の尊さや、命を支えてくれている大自然の恩恵に、感謝のできている人はいないと言う事です。

■<それを達成するための自戒と実践>


1.人に与える心。

2.人に尽くす心。

3.人に合わす心。

4.人を敬う心。

5.人を立てる心。

6.人に与えて求めない心。

7.努力して要求しない心。

8.真の行いに徹することができる心。

9.心で神仏の教えを実行することのできる人。

10.人の幸せを心から祈る心。

<生活訓>

旧四天王寺「以和貴塾」 塾訓より


一、和(わ)を以て貴(たっと)しとなし

忤(さから)うこと無きを宗とせよ

一、篤(あつ)く三宝(さんぽう)を敬(うやま)え

三宝(さんぼう)とは仏法僧(ぶっぽうそう)なり

一、瞋(いかり)を絶(た)ち貪(むさぼ)りを棄(す)て

人の違(たが)うを怒(いか)らざれ

■<生活の心がけ> 


●そこ底ぬけに 人を信ずる人間となろう


あの人にも この人にも 太陽にも 空気にも

まもられていきるわたしたち

みんなを信じよう

どんな人にも 美しいことば

あたたかい ことばで 話しかけよう

ほとけさまは 底ぬけに わたしたちを

信じていてくださる

ほとけさまのねがいのなかに 

底抜けに

人を

信ずる

人間となろう

●よろこんで あたえる人間となろう


ものがあればものを らからがあればちからを

ちしきがあればちしきを みんなにあたえよう

なければ 自分のなかに そだてて あたえよう

花は 美しさをおしまず

小鳥は たのしい歌をおしまない

だれにでもあたえている

あたえるとき 人は ゆたかになり

おしむとき いのらは まずしくなる

よろこんで あたえる人間となろう

●いのちを たいせつにする人間となろう


たった ひとつの とおといいのち

ほとけさまは いのちのあらわれ

草も木も 鳥も魚も みんな

いのちを たいせつにして いきている

きびしい しぜんのなかに

いきぬく いのち ちからづよいいのち

ふしぎないのち

このいのちのとおとさを

ほとけさまが おしえてくださる

いのちを たいせつにする

人間となろう

●かんがえぶかい 人間となろう


どんなときでも じぶんでよくきき よくみて

かんがえよう

ほとけさまは らえのひかり

ふかいかんがえから うまれだしずけさ

わたしたちは しずかに おちついてかんがえ

なにごとも さいごまで やりとげよう

ちしきだけでなく みについた ちえを みがこう

かんがえぶかい 人間となろう

●しめいにいきる 人間となろう


みんなの しあわせのために

いきている人は うつくしい

じぶんのことだけしか

かんがえない人は

こころがせまく さびしい

ほとけさまは すべての人が

しあわせになる道を

さとられた

ひとのため 社会のためにいきる

それがわたしたちの

とおといしめい

あたえられた ちからをもって

せいじつに ゆうきをもって

せい一ぱい はたらこう

しめいにいきる

人間となろう

●規律ある しあわせを よろこぶ 人間となろう


しあわせは 正しいきりつから うまれる

お金があっても 長いきしても

きりつがなければ ふこうな人

からだも 心も けんこうで きびきび動き

仕事にはげむ

そこに 強く 明るく 正しい生活の

リズムがある

よろこびと 感謝がある

規律ある しあわせを よろこぶ 人間となろう



ほとけさまの六つのおしえ(六波羅蜜)


教え
誓 い
実 行
お 勤 め
布施
みんなほとけさまの子供です
仲良く助け合いましょう
●「おはよう」「おやすみ」「ありがとう」をはっきりといいます
●だれにでも親切にします
●すすんでお手伝いをします
掃除には進んで参加しましょう
持戒
みんなほとけさまの子供です
きまりを守りましょう
●他人に迷惑をかけません
●お父さんお母さんの言われることをよく守ります
「ごめんなさい」と素直に謝ります
食事の前と後には合掌しましょう
忍辱
みんなほとけさまの子供です
苦しくても辛抱しましょう
●失敗してもくじけません
●好き嫌いをいいません
●辛くてももう少し頑張ります
(勉強も運動もお手伝いも)
お参りには必ず正座をしましょう
精進
みんなほとけさまの子供です
一生懸命に努力しましょう
●終わりまで怠けずにやります
●正しいことを勇気をもってやります
●自分のことは自分でやります
ほとけさまの教えを学びましょう
禅定
みんなほとけさまの子供です
いつも心をおち着けましょう
●一日一度は静かに座ります
●よく考えて行動します
●身のまわりを整頓します
(はきものなど)
お寺の行事や座禅会に参加しましょう
智慧
みんなほとけさまの子供です
素直な心でほとけさまを信じましょう
●思いやりの心で生きものをかわいがります
●花の美しさをしります
●生かされていることを感謝して拝みます
ほとけさまにお供えものをしてお経をあげましょう
























<以和貴塾 塾訓アーカイブ>


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合掌

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